
ポホイキ ビーチ
ハワイ島ブラックサンドビーチ
ハワイ島ブラックサンドビーチ
ハワイ島では、熱い溶岩が海に出会い、火が水と衝突すると形成される黒い砂浜が有名です。2018年、キラウエア火山噴火により、7つの新しい黒い砂浜ができました。その中でも最もアクセスしやすいのは、アイザック ヘイル ビーチ パーク(Isaac Hale Beach)としても知られるポホイキ(Pohoiki)です。
ブラックサンド:混乱のあとに残された美しさ
2018年のキラウエア火山噴火は、ハワイ島の約13.7平方マイルを新しい溶岩流で覆い、700軒の家が消失したと言われています。また、溶岩は島の2つの観光地「アハラヌイパーク」と「カポホ タイド プール」も消失させました。同時に、この噴火では島には1.3平方マイルの新しい土地が形成され、新しい黒い砂浜が生まれました。
ハワイ島はブラックサンドビーチがある地球上の数少ない場所の一つです。溶岩流が海に出会うと、溶岩は急速に冷却され、溶岩の破片に激しく断片化または爆発します。そして、海の波がこれらの破片を細かい黒い砂へと砕きます。
アイザック ヘイル ビーチ パーク
ポホイキ・ビーチとも呼ばれるアイザック・ヘイル・ビーチパークの一部は溶岩流に埋まりましたら、ボート係留場は溶岩流を免れ、新しい黒砂のビーチができました。公園のボート係留場は被害を免れ、新たに黒砂の海岸となりました。現時点では、ビーチはかなり急で、まだ作用によって細かい砂に砕かれておらず粗い砂になっています。ビーチでの遊泳は強い流れのためお勧めできません。
2018年の噴火は、新しい砂浜の他にも、4つの自然海洋温泉プールを作りました。ただ、この温泉プールはまだ消毒されていない自然のままの状態なので入ることはお勧めできません。
新しい道、限定施設
2018、溶岩流はポホイキへのアクセスをブロックしていました、そしてビーチは困難で危険な道を通った場合のみアクセス可能でした。しかし2018年12月、新しい道が公園に走ります。

黒砂のビーチの寿命は限られています。噴火が止まり、黒砂を補充するための新しい溶岩流は流れてこなくなりました。そのため、溶岩を細かい砂に打ち砕く波の作用が、細かくなった砂を沖へと運び去ってしまうと黒砂は海岸からなくなってしまうと思われます。
また、人間がビーチに影響を与える可能性もあります。ポホイキのボート係留地は地元の漁師やツアーにとっても重要な設備です。ボート係留地の再開に向け周辺の浚渫工事が行われることもあるでしょう。今後このビーチにどのような影響が及ぼされるのか誰にも予測できません。

アクセス
カーナビを利用するとポホイキにたどり着くことができないかもしれません。火山活動の溶岩流によって周辺道路の多くが閉鎖され、カーナビによっては新しい道路の情報が反映されておりませんので注意が必要です。
パホアからポホイキへは、130号線を終点まで進み、プナ・ディストリクトで136号線へ左折してください。アイザック・ヘイル・ビーチパークは136号線とポホイキ・ロードの交差点にあります。